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インバウンドプレーの基本。 BLOB と SLOB の違いと育成年代向けセット
2026-04-305分
試合中の エンドラインからのスローイン (BLOB)、サイドラインからのスローイン (SLOB) は、得点チャンスとして組み立てるべき重要シーン。
ダラっと出すだけのチームと、シンプルなセットを 1 つ持っているチームでは、シーズンを通して大きな差になります。
BLOB と SLOB の違い
略語の意味
- →BLOB (Baseline Out Of Bounds) — エンドラインからのスローイン
- →SLOB (Sideline Out Of Bounds) — サイドラインからのスローイン
BLOB は 得点しやすい位置 (リング近く) からの開始なので、シューターを作るパターンが王道。SLOB は 遠くまで運ぶ ため、ボールを安全に展開する役割が中心。
育成年代向け BLOB セット例 (Box セット)
ローポストとフリースローライン (エルボー) の 4 つの位置に選手を置く Box フォーメーション。シンプルで覚えやすい。
- 1. インサイドの選手 2 人がエルボーの選手にスクリーン
- 2. エルボーの選手 1 人がコーナーへ走り、もう 1 人がリング下へ
- 3. 出し手はオープンになった選手にパス → シュート
Point
Box は どんな相手にも通用する初手。育成年代はまずこの 1 セットだけ反復で OK。
SLOB セット例 (Zipper Cut)
現代バスケで最頻出の SLOB エントリー。ハイポストの選手が トップにいるガード にダウンスクリーンを掛け、ガードがボールサイドに上がってパスを受ける。
- 1. インバウンダーがサイドラインでスローイン準備
- 2. ハイポストの選手がトップのガードにダウンスクリーン
- 3. ガードがエルボーへカットしてパスを受ける
- 4. その後はピック&ロール / カットなど通常の攻撃へ移行
育成年代で気をつけるべき 3 点
- 5 秒以内にスローインする (5 秒バイオレーション)
- セットを 2 〜 3 個までに絞る (覚えきれない)
- 失敗したらすぐ次の攻撃に切り替える (粘らない)
Note
セットを 5 つ以上覚えさせると、選手が試合中に迷う。育成年代は 少なく深く が原則。
練習方法
週 1 回の練習で 5 分、Box BLOB だけを反復。インバウンダー・スクリーナー・カッター・受け手 の 4 つの役割を全員がローテーションで経験することで、本番でポジションが変わっても対応できる。
出典: 月バスアカデミー サイドラインインバウンズプレー (b-academy.net/category/tactics/offense/sideline-inbounds-play/) / バスケットボールジャンプ BLOB セット (basketballjump.jp/)