クロスオーバーとレッグスルー。 育成年代で身につける順序とドリル
「いきなりレッグスルーを練習するチームがあるけど、それは順序が違う」── ドリブルチェンジは 習得順序 を間違えると変なクセが付きます。
クロスオーバーとレッグスルーの正しい順序とドリルを整理します。
ドリブルチェンジ 4 種類
- →1. フロントチェンジ (= クロスオーバー) — 体の前で左右に切り返す
- →2. レッグスルー — 足の間をボール通す
- →3. ビハインドザバック — 背中側に回す
- →4. ロールターン (バックターン) — 体を回転させながら入れ替え
推奨される習得順序
順序: フロントチェンジ → レッグスルー → ビハインド → ロール が一般的。基礎ができていないとレッグスルーで足を引っ掛ける危険あり。
U10 〜 U12 はまずフロントチェンジを完璧に。U12 後半 〜 U15 でレッグスルー。ビハインドとロールは中学後半から導入が無理ない。
クロスオーバーの基本 3 ポイント
- 1. 低く強く: 床から 30cm 以下、強くつく (DF にカットされない)
- 2. 体重移動: 単に手を変えるだけでなく、体重も同時に左右へ
- 3. 目線: 必ず前を見る (足元を見ない)
クロスオーバーで一番多い NG は 棒立ちのまま手だけ振る。これでは DF を抜けない。
レッグスルーの基本
足を 斜めに踏み出して、その間をボールを通す のが現代的な使い方。縦に足を入れ替えるのは古いやり方。
- ボールを通す瞬間は、ボールを 強く床に押し付ける
- 足は肩幅より狭く、斜め前に踏み出す
- 通したらすぐ次のドリブル、または抜きに入る
レッグスルーの最大のメリットは DF にスチールされにくい。足の間を通すので、手を伸ばしてもカットできない。
ありがちな失敗 (レッグスルー)
1. 足を上げて通そうとする → ボールが浮いて DF にカットされる。
2. ボールが軽い → ドリブル音が無いほど弱い。これは威圧感ゼロ。
3. 通した後の次のアクション無し → ただのパフォーマンスになる。抜く動きとセット。
練習ドリル: 100 連続チャレンジ
1 分間ミスなく クロスオーバー or レッグスルーを連続で。集中力と精度を同時に鍛える。
- 1. パワースタンスで腰を低く構える
- 2. メトロノームで一定リズム (例: 120bpm)
- 3. ミスしたら最初から数え直し
コーチが伝えるべきこと
「派手なドリブルより、シンプルでも DF を抜けるドリブル」── これが育成年代の指導指針。技を増やすのは基礎が固まってから。
出典: ライムズバスケットボールアカデミー クロスオーバー / レッグスルー (media.rhymes-inc.com/basketball/) / FMV スポーツ レッグスルーのやり方 (fmv-mypage.fmworld.net/fmv-sports/post-12296/)