バスケのファウルルール完全ガイド。 育成年代のコーチが知るべきこと
「今のファウルか?」「あれはテクニカル?」
試合中に保護者から聞かれて困ったことはありませんか?
ファウルの種類と対応をまとめました。
パーソナルファウル
相手選手との不正な体の接触で取られるファウルです。押す、つかむ、叩くなどが該当します。育成年代で最も多いファウルで、体の使い方がまだ未熟な分、意図せず接触してしまうケースも多いです。
- シュート中のファウル: フリースロー2本(3P中なら3本)
- シュート中以外のファウル: 相手のスローイン(チームファウル5回以上はFT)
- 5回で退場: その試合には戻れない
チームファウル
各クォーターでチーム全体のファウル数がカウントされます。5回目以降は、シュート中でなくても相手にフリースロー2本が与えられます。
これは試合終盤に大きく響きます。「ファウルで止める」ディフェンスを繰り返すと、チームファウルが溜まって相手にFTを献上し続けることになります。
1Qでチームファウルが4つ溜まっている場合、次のファウルでFTになります。ファウルの多い選手は早めに交代を検討しましょう。
テクニカルファウル
スポーツマンシップに反する行為に対して取られます。
- 審判への暴言・抗議
- 相手選手への挑発行為
- ベンチの不適切な振る舞い
- コーチにも適用される(ベンチからの過度な抗議等)
テクニカルファウルが取られると、相手にフリースロー1本+ボール保持が与えられます。2回で退場です。
育成年代では、コーチのテクニカルファウルにも注意が必要です。ベンチから審判に抗議し続けると取られることがあります。選手の前でコーチがテクニカルを取られるのは、教育的にも良くありません。
マンツーマンペナルティ
U15以下特有のファウルです。ゾーンDFの違反に対してコミッショナーが判定します。テクニカルファウルと同等の扱いで、U12は3回、U15は2回でコーチ退場です。
育成年代でのファウル指導
「ファウルをしないように」と教えるだけでなく、「正しいディフェンスのポジショニング」を教えることが大切です。正しい位置にいれば、ファウルする必要がなくなります。
まとめ
ファウルルールは複雑に見えますが、基本は「体の接触で不利益を与えたかどうか」です。選手にはルールの知識よりも、正しいディフェンス技術を教える方が効果的です。