育成保護者
言葉にできない選手の本音を引き出す ヒアリング3つの工夫
2026-04-265分
「最近どう?」「大丈夫?」と聞いても「はい」しか返ってこない。
育成年代の選手は、自分の気持ちを言語化するのが大人より苦手です。
話しやすい場の作り方 をコーチが意識すれば、本音が見えてきます。
話しやすい場の3条件
選手が口を開く環境
- →1対1(他の選手や保護者がいない)
- →横並びの会話(向き合うと圧を感じる)
- →時間制限を見せない(急かさない)
「Yes/No 」で終わらない質問
「楽しい?」と聞くと「はい」で会話が終わります。5W1H で具体的に聞きましょう。
- 「最近どのプレーが一番楽しかった?」
- 「あの試合で一番うまくいった瞬間はいつ?」
- 「練習で困ってることってある?例えば…」
Point
選手が答えに詰まったら、コーチが 選択肢を3つ提示 してあげると話しやすくなります。「シュートが入らない、走れない、味方とのパスが合わない、どれが一番悩んでる?」のように。
沈黙を恐れない
選手が黙ったとき、すぐに次の質問をしないこと。5秒の沈黙 を待つと、深い言葉が出てくることがあります。コーチの方が早口で埋めてしまうと選手は自分の言葉を探せません。
保護者経由のサインを拾う
選手本人が言わなくても、保護者から「最近練習に行きたがらない」「夜眠れていない」のような情報が入ることがあります。これをスルーせず、本人と1対1で話す機会を作ります。
Note
「気にしすぎ」「気合いで乗り越えろ」と返すのは最悪。選手が本音を話す機会を二度と作れなくなります。
ヒアリング後の対応
選手が打ち明けた悩みは 記録してチームで共有しすぎない。本人の許可なしで保護者に伝えるのも避ける。信頼関係が壊れます。
ただし、深刻な内容(いじめ、家庭問題、心身の不調)は速やかに保護者・専門家へ繋ぐ判断が必要です。