練習メニュー育成
パスの基本 4 種類とドリル設計。 育成年代で身につけたい順序
2026-04-295分
「パスがズレる、走り出しが合わない」── 育成年代のチームで一番起きやすい問題。
基本 4 種類のパスを 正しい順序で習得 すれば、試合中の連携精度が劇的に上がります。
基本 4 種類のパス
まず覚える 4 つ
- →1. チェストパス (両手・胸の前から) — 試合で最頻出
- →2. バウンズパス (床に 1 回バウンド) — DF の足元を抜く
- →3. オーバーヘッドパス (両手・頭上から) — リバウンド後・身長差時
- →4. プッシュパス (片手で素早く) — 近距離・素早く展開
Point
サイドハンド・ノールック・ビハインドザバックは育成年代では後回し。基本 4 種を ノーミスで反復できる ことが先。
ドリル 1: ペアでチェストパス
- 5m 離れて向き合う
- 1 分間ノーミスで何回繋げられるか
- 30 回が目標 (U12) / 50 回 (U15)
ポイント: 両手でしっかりキャッチ → 即座にリリース。次の動作の準備までを 1 セット。
ドリル 2: 3 人 V パス (1on2 想定)
中央に 1 人 (= ボールマン)、左右に 2 人。中央が左にパス → 左がバウンズで中央に戻す → 中央が右にパス → 右が中央に戻す...の繰り返し。
ボールマンと両サイドの距離は 4〜5m。30 秒で何往復できるかを計測。
ドリル 3: 壁当て (個人練習)
壁から 2m 離れて、チェストパス → バウンズパス → オーバーヘッドの順で 10 回ずつ。一人で精度を上げられる定番ドリル。
Point
床のマーキング (ライン) を狙って投げると、コントロール精度が上がる。
ドリル 4: 3 メン (ファストブレイク想定)
3 人 1 列でコート縦方向。両端の 2 人が走り、中央がパス → サイドへパス → 折り返してパス...と繋げてレイアップ。
ボールが床に落ちないこと、走るスピードを落とさないことが目標。U12 後半〜U15 で重点的に。
やってしまいがちな失敗
Note
「パスを投げる」だけに集中させると、受け手のスタンス (両手を出す・走り続ける) を疎かにする選手が出ます。受ける側の準備 も毎回チェック。
週次の練習組込みパターン
- ウォームアップ後: ペアでチェストパス 1 分 × 3 セット
- 中盤: 3 人 V パス 30 秒 × 3 ローテ
- 終盤: 3 メン × 6 本 (両サイド)
出典: ENEOS バスケットボールクリニック (eneos.jp/clinic) / バスケットボールスキルクエスト (basketball-pp.or.jp)