練習メニュー育成
ピボットとフェイクの基本。 NBA 選手も毎日練習する『地味な』スキル
2026-04-305分
「ピボットってあのその場でクルクル回るやつでしょ」── そう思って練習していないチームは多い。
しかし NBA のスーパースターでも 練習の最初の 1 時間をピボットに使う ほど、地味で重要なスキルです。
ピボットの基本ルール
ボールをキャッチした瞬間に 片足を床につけたまま (= ピボットフット)、もう片足は自由に動かせる ルール。ピボットフットを離したらトラベリング。
Point
ピボットフットは 最初に床に着いた足。両足同時着地ならどちらでも選べる。これを意識せずプレーしている育成年代の選手は驚くほど多い。
なぜ重要か: 3 つの効果
ピボットができると
- →1. プレッシャーをかわせる (DF を背中で押し返す)
- →2. 視野が広がる (回転して別のパスコースを探せる)
- →3. シュートチャンスを作れる (フェイクからの抜き)
基本ピボット 2 種類
- フロントターン: ピボットフット軸に体を前方へ回す → 視野確保
- リバースターン: ピボットフット軸に体を後方へ回す → DF をかわす
フェイクの基本: シュートフェイク
ボールを持ったまま「シュートを打つフリ」。DF が反応して跳んだら、その下を抜いてレイアップ・ドライブ・パスへ。
- 目線も含めて『打つ』雰囲気を出す (目だけ、手だけだと反応されない)
- 膝を伸ばす動作を入れる (脚から始まるのが本物)
- DF がジャンプしたら 0.5 秒以内に次のアクションへ
Point
フェイクは ピボットとセット。フェイク → ピボット → ドライブの 3 連動が基本パッケージ。
ありがちな失敗 3 つ
Note
ピボットフットを途中で踏み替える → トラベリング (本人気づかないことが多い)
Note
ピボットの軸足が浮く → DF に押されて姿勢を崩しがち。重心を低く保つ
Note
フェイクの動作が速すぎ → DF が反応しないので意味がない。一瞬 間を作る のがコツ
練習ドリル (1 人 5 分)
ボール持ち → 右足ピボット → フロントターン 2 回・リバースターン 2 回 → シュートフェイク → ドライブ。これを左右両足で。シンプルですが効果絶大。
出典: JBA バスケットボール指導教本 (japanbasketball.jp/coach/text/) / U12 育成世代のコーチングとは (japanbasketball.jp/wp-content/uploads/JBAU12Guidelines_ver1_08.pdf)