戦術育成練習メニュー
育成年代に教えるピック&ロール。 順序を間違えないために
2026-04-245分
ピック&ロール(PnR)は現代バスケの基本武器。
でも育成年代では 教える順序 を間違えるとただの「真似事」で終わります。
初めて教える時の段階的アプローチを整理します。
教える順序の鉄則
PnR 習得の4段階
- →段階1: スクリーンの正しい構え方(足肩幅、立ち止まる)
- →段階2: ハンドラーがスクリーンを使う動き
- →段階3: スクリナーのロール(ゴール方向に転じる)
- →段階4: 守備の対応に応じた4択判断
Note
段階1〜2 が固まる前に4を教えると 何をやっているか分からない 状態になります。順序厳守。
段階1: スクリーンの構え
スクリーンは 完全に止まってから 接触するのがルール。動きながら接触すると即ファウルです。
- ハンドラーのディフェンダーの進路に立ち止まる
- 両腕は体に(広げないこと)
- 両足は肩幅、低い姿勢
段階2: ハンドラーの動き
ハンドラーは スクリーンに体を擦らせるほど近く を通ります。離れて通ると、スクリーンの効果が薄れます。
Point
「スクリナーの肩に擦って通れ」と伝えると分かりやすい。最初は誇張気味でちょうどいい。
段階3: スクリナーのロール
スクリーンをセットしたら、その場に立ち止まらず ゴール方向に転じる(=ロール)。これでハンドラーがパスを出す選択肢が生まれます。
- スクリーン後 0.5 秒以内にロール開始
- ロール時はゴールに向かって全力疾走
- ハンドラーからのパスを受ける手を出す
段階4: 4択判断(U15 以降)
U12 では段階1〜3 で十分。4択判断は U15 以降 で導入するのが現実的です。
- ドライブ(ディフェンスがスクリーンに引っかかった時)
- プルアップシュート(ディフェンスが下を回った時)
- ロールマンへのパス(ロールマンが空いた時)
- リジェクト(ディフェンスが詰めてきた時)
練習頻度
週1回 10 分の PnR 専用ドリルを6ヶ月続けると、チームの武器になります。短期決戦で覚えさせようとしないこと。