戦術育成
シュートのフィードバック。 「入った/外れた」じゃない見方
2026-04-265分
シュート練習で「ナイス!」「外れた!」しか言わないコーチは多い。
選手はフィードバックの 質 で伸びます。
良いフォームの定着には「結果以外」を見て言葉にする視点が必要です。
結果じゃない4つの観察ポイント
シュート時にコーチが見るべき点
- →セットの位置(額の前で構えられているか)
- →リリースのタイミング(膝の伸展と腕が同時か)
- →フォロースルー(手のひらが下を向いて残るか)
- →リング前縁を見ているか(リング全体ではなく)
フィードバックフレーズ集
- 「入った!フォロースルー残ってたね」(過程と結果)
- 「外れたけど、フォームは前回より良くなってる」(過程に注目)
- 「もう少し膝で打とうか」(具体的な修正点)
- 「リング前縁を見て、もう一回」(次への指示)
Point
1日100本シュートを打たせるなら、20本に1回は フォーム に対するフィードバックを返すのが目安。多すぎると選手は混乱します。
選手の自己フィードバックを育てる
コーチが言うより、選手自身が 自分のフォームを評価できる ことのほうが長期的に重要です。
Before
コーチが毎本「ナイス」「外れ」と評価 → 選手は反応待ちの受け身になる
After
コーチが「今のはどう感じた?」と聞く → 選手が自己分析するようになる
外れた時の質問
外れたシュートの直後に「どっち(左右、奥手前)に外れた?」と聞きます。これだけで選手の 自己認識力 が育ちます。
- 右に外れた → 肘が外を向いている可能性
- 左に外れた → 添え手で押している可能性
- ショート → 膝の使い方、または距離不足
- ロング → 力みすぎ、リリースが遅い
動画フィードバック
スマホで横から1本撮るだけで、選手は自分のフォームを客観視できます。週1回でいいので試してみてください。