ルールチーム運営
テクニカルファウル。 選手にもコーチにも取られる『言動の罰則』
2026-05-035分
「テクニカル取られた!」── 試合で選手・コーチ・ベンチに対して告げられるあのファウル。
ボディコンタクトを伴わない 違反で、感情のコントロールができないチームほど取られやすい。判定基準と防止策を整理します。
テクニカルファウルの定義
スポーツマンシップに反する行為や言動 に対して取られるファウル。ボディコンタクトを伴わない点で他のファウルと区別される。
Point
対象は コート上の選手 / ベンチプレイヤー / コーチ / チームスタッフ すべて。
選手のテクニカル例
選手が取られる典型例
- →審判への暴言・抗議の繰り返し
- →相手選手への挑発・侮辱
- →シュート後にボールを叩きつける
- →故意の遅延行為 (ボールを返さない・場外へ蹴る)
コーチ・ベンチのテクニカル例
JBA ガイドラインでは、コーチが取られる NG ワード が明示されている。
Note
NG ワード例: 「最低」「クズ」「きもい」「邪魔」「出ていけ」「帰れ」「死ね」「てめえ」「この野郎」「貴様」── これらは即テクニカル対象。
選手指導の文脈でも、これらの言葉を使えばテクニカル。育成年代の指導者として絶対避けるべき言葉。
罰則
- 相手チームにフリースロー 1 本
- その後 相手チームのスローイン (発生地点から)
- 個人ファウル + チームファウルにカウント (選手の場合)
- コーチ: 1 試合 2 回で退場 (ディスクォリファイング)
1 度目は警告、2 度目はテクニカル
ガイドラインでは以下の場合、1 度目は警告、2 度目はテクニカル とされている。
- シュート後のボールに不必要に触れて遅延
- 笛後に審判にボールを返さない
- スローインの際にボールを持たない・拒否
コーチが感情をコントロールするコツ
感情的になりやすいシーン (誤審・不利な判定) で、6 秒ルール (反応する前に 6 秒待つ) を自分に課す。
Point
ベンチに 副コーチを座らせ て、ヒートアップしたら肩を叩いて止めてもらう仕組みも有効。
選手への教育的指導
- 誤審に対する反論はキャプテン経由のみ (個別抗議は禁止)
- シュート後に感情を表に出さない (ガッツポーズ・舌打ち禁止)
- 相手選手とは対戦後にあいさつ
テクニカル後のメンタル管理
テクニカル取られた直後は チームの集中力が一気に落ちる。タイムアウトを取って一度仕切り直すのが効果的。
出典: JBA プレーコーリング・ガイドライン (japanbasketball.jp/files/referee/rule/5on5_Guide20230629.pdf) / spojoba バスケのファウルの種類解説 (spojoba.com/articles/174)