U12とU15のルールの違い。 中学に上がる前に知っておきたいこと
小学校でミニバスをやっていた子が中学に上がると、いくつかのルールの違いに戸惑うことがあります。
「ボールが大きくて重い」「リングが遠い」「聞いたことないルールで笛を吹かれた」。こうした経験は、ほとんどの子が通る道です。事前に違いを知っておくと、移行がスムーズになります。
コートとボールが変わる
コート22〜28m / 5号球 / リング260cm
コート28m / 男子7号球 / リング305cm
コートが正規サイズになり、ボールも大きく重くなります。男子は7号球(ミニバスの5号球より約2cm大きく60g重い)になるので、ドリブルやシュートの感覚が変わります。
特にリングの高さは最初に苦労するポイントです。45cm高くなるだけで、シュートのアーチが全然違います。小学6年の秋くらいから少しずつ305cmで練習しておくと、移行がスムーズです。
2027年からミニバスもリング305cm・6号球に変更予定なので、この違いは将来的に小さくなります。
3ポイントが加わる
ミニバスには3ポイントラインがありませんが、中学からは6.75mの3ポイントラインが導入されます。
3ポイントシュートが使えるようになると、オフェンスの幅が大きく広がります。ただし、最初から3Pの練習ばかりするのではなく、まずはミドルレンジを安定させてから距離を伸ばしていくのがセオリーです。
試合時間が長くなる
6分 × 4Q = 24分
8分 × 4Q = 32分
1クォーターが2分長くなり、合計で8分増えます。たった8分の差と思うかもしれませんが、走る量は体感的にかなり増えます。小学校高学年のうちから持久力を意識した練習を取り入れておくと、中学での適応が早くなります。
変わらないルール
- マンツーマンDF推進: U15もゾーンDF禁止(ペナルティはU15の方が厳しい:2回でコーチ退場)
- 選手交代: 何度でも可能
- ファウル退場: 5回で退場
新しく加わるルール
- バックコートバイオレーション: センターラインを越えた後に戻れない
- 8秒ルール: 8秒以内にフロントコートに運ぶ
- 24秒ルール: 24秒以内にシュートを打つ
特にバックコートバイオレーションは、ミニバスにはないルールなので注意が必要です。プレスに対するボール運びの練習が重要になります。
まとめ
大きな変更はコート・ボール・リングの物理的な違いと、時間に関するバイオレーションの追加です。マンツーマンDFはU15でも引き続き推進されるので、その点は安心してください。